星天月花

同人サークル:星天月花の活動報告ブログです

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【幻想異譚外伝 ‐氷雪‐】

やりんさ0い


A5小説本 44P 

イベント頒布価格 ¥500

表紙:桃琴祈芹【Chericot*Rozel】








と、言うわけで瀬戸祭新刊&既刊持って行きますよー^^
椰麟祭で発刊予定だったのはこれw
シナリオを見直してのリベンジ作品ですww
興味を持たれた方は是非是非お手に取ってみてやってくださいませm(__)m
<星天月花>のスペース【B5】になっておりますので~^^
・・・・それにしても表紙が神過ぎる件。。。!^^

このイラストに魅了された方、ぜひぜひ祈芹先生の応援よろしくお願いします♪



サンプルは<続きを見る>で公開しております^^

<サンプル(本文冒頭より抜粋)>

 冬――それはレティ・ホワイトロックが唯一活動し得る季節であり、彼女にとって、その到来ほど喜ばしいことはないというのが、ここ幻想郷に於いても周知の事実となっている。尤も、当の彼女はこの地を訪れてからというもの、冬の到来を心から喜ぶことが出来ずにいる。この冬もその例に漏れないようであった。
 彼女は既にその原因を突き止めていたが、それが自身の力でどうにもならないことであることを理解していた。例えば、それは年々冬の暖かさが増していくことに歯止めをかけられないのと同じであるといえるものであった。
 レティ・ホワイトロックは白と濃紺のコントラストが美しい衣服を身に纏い、頭には毛皮をなめした白い帽子を載せていた。彼女は今、何をするでもなく遠くを見る瞳をして大蝦蟇の池の畔に立っていた。
 胸の裡に残る一冬越しのやりきれない思いが頭を過ぎり、彼女はその人のものならざる――彼女はこの国でいうところの雪女という妖怪に近い種族であった――美しい顔を顰めた。彼女は痛む胸元に手を伸ばし、ぎゅっと服を掴んだ。程なくして痛みは霧散したのか、彼女の表情は元の柔和なものに戻った。水面に映った己の顔を見て、口元を自嘲気味に歪めた。それから視線を空へ投げた。冬の低い空をのろのろと流れる鈍色の雲はあたかも大地から沸き立つ煙のようであった。
 その口元が再び緩んだ。が、それは皮肉めいたものを含んでいた。彼女にはその光景が沈んだ己の気持ちを代弁しているかのように感じていたからである。
 レティ・ホワイトロックは友人を待っていた。最早会うことなど叶うはずもない、大切な友人を。
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